パズルゲーム「いりす症候群!」
「Cuphead」で死にまくりながらルールとかパターンとかを覚えるということから連想して、久しぶりに「いりす症候群!」をプレイした。「愛と勇気とかしわもち」というゲームで有名なカタテマさんのゲーム。
「即死系物理パズルゲーム」と言われているらしい。そのくらい、チュートリアルはなく、実際に操作してパズルのルールを把握していくので、最初はすぐ死ぬ。三角とか四角のカラフルなブロックを消していくのだけど、わかるようでわからないまま、手探りで進んでいく。そこがおもしろい。
でも、カタテマさんのゲームがおもしろいのは、パズルゲーム自体の部分だけでなく、きちんとこのゲームに意味を持たせていることだったりする。
パズルゲームをプレイしていくと、「あるばむ」にイラストが追加されて、短いおはなしが読める。えど、ゆーじという男の子と、女の子の3人が孤島?に来たけれど、さいしょにえどが消えて、次にゆーじも消えて……。というストーリー。
で、「あるばむ」だけではなく、ゲームが入ったフォルダにも、どんどんテキストファイルが追加されていくからドキドキする。プレイするときはフォルダを開いたままのほうが、増えていくのがわかってたのしいよ。
でもこれ、一定の点数を取らないと真相がわからない。当時はどのくらいまで点取れたか忘れたけれど、クリアはしていなかったはず。今回は2万点超えるので精いっぱいだった。
で、タイトル画面やゲーム画面に出てくる女の子と、「あるばむ」に出てくる女の子とは姿がちがう。どういうこと???といった状態のままでひたすらプレイして点数をとってようやく真相にたどり着くのだけれど、その真相がまあすごい。私はこれで『自殺うさぎの本』を知ったけれど、えぐい。
ちなみに、いりすもかしわもちもクリアはしていないからネタバレ見た人。家族がクリアしていたからそっちを見せてもらったのか、検索したのかはちょっと記憶が曖昧。ちゃんとフォルダ自体を見た気がするから、たぶん家族にみせてもらったのかしら。
今回は地道にがんばって自力でエンディング開きたいと思っているのだけど、途中で挫折しないよう、ちまちま挑戦していくつもり。内容は知っているとはいえ忘れていることも多いし、改めて楽しみたいから、ネタバレ詳細は今回は探していない。だから正直、めちゃくちゃ曖昧な記憶で書いているから、なんか記憶違いがあったらごめん。
もし知らないこのゲームを知らない人がいたら、ネタバレは見ないままプレイしてほしいと思う。プレイ中は、ゲームフォルダは開いたままにしていてね。
ちなみにベクターから今もダウンロードできた。
なんかさ、こういうゲームをスマホやタブレットで遊べたらいいな。今は私もパソコンよりタブレットで遊ぶほうが楽になってしまった。まあ、フォルダにテキストファイルがどんどん追加されていくとかは、パソコンゲームならではのおもしろ要素だからむずかしいかなー。タブレットでそういった隠し要素的なものを盛り込むとどんな感じなるんだろう。